Project

2022.10.09

USEUM SAGA vol.03 Report

第3弾の舞台となったのは、日本三大美肌の湯と称され 1,200 年以上の歴史がある温泉の町「嬉野市」。霧深い山々に囲まれ、江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えた嬉野は、お茶の栽培に適していたことから「うれしの茶」の生産が盛んであり、また、有田焼と同じ時代を歩んできた「肥前吉田焼」の産地として数百年もの間、その歴史が受け継がれています。
これら三つの伝統文化が息づくこの地で開催する今回のイベントでは、海外の著名なレストランを渡り歩き、2022年にSHINZO&arita huis(シンゾーアンドアリタハウス)のシェフを務めた池田孝志氏と、2022年に発表されたレストランガイドブックでベストパティシエ賞、2024年に発表されたアジアのトップレストランを選出するランキングリストで、アジアのベストペイストリー賞を受賞するなど、近年最も注目を集めるシェフパティシエのひとり加藤峰子氏による饗宴が実現しました。

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開催日時

2022年10月 9日(日) 18:00~
2023年10月10日(月) 12:00~ / 18:00~

開催場所

SHINZO(シンゾー)
(佐賀県嬉野市大字下宿乙738 和多屋別荘敷地内)

定員

各回26名

内容

2 Senses Fusion
コラボレーションメニューとドリンクのペアリングコース

料金

アルコールペアリング 28,000円
ノンアルコールペアリング 25,000円  (消費税・サービス料込み)

出演者

池田  孝志

池田 孝志

シェフ

1993年熊本県生まれ。 22歳で渡仏し、パリの星付きレストランを皮切り にデンマーク・コペンハーゲン、スペイン・ビルバオなどの著名なレストランで研鑽を積む。さらには、食のアカデミー賞と呼ばれ、その年の世界の最も優れたレストラン50店を選ぶ「世界ベストレストラン50」で10年連続トップ10入りを果たした、スペイン「Mugaritz」に勤務し、その土地ごとの文化を柔軟に解釈し表現する、という自身の料理スタイルの根幹を学ぶ。
2022年7月よりarita huisのヘッドシェフに就任し、"文化を具現化する"レストランを目指す。2024年に同店を退職し、現在はフリーの料理として活動中。

加藤  峰子

加藤 峰子

FARO シェフパティシエ

デザイン、美術、現代アートやモノづくりに興味を持ち、食の分野からパン・お菓子の道を選び進む。約10年間、「イル ルオゴ ディ アイモ エ ナディア」「イル・マルケジーノ」「マンダリンオリエンタルミラノ」(ミラノ)、「オステリア・フランチェスカーナ」(モデナ)など、イタリアの名立たるミシュラン星獲得店にてペイストリーシェフを勤める。「エノテカ・ピンキオーリ」(フィレンツェ)のチョコレート部門を経験。「ファロ」では、旅するように“特別な体験として脳裏に残 るようなレストラン”を目指し、日本の自然や和のハーブをリスペクトしたデザートを提案。自家製酵母など原材料からこだわり、メニュー開発に取り組む。 「ゴ・エ・ミヨ2022」にてベストパティシエ賞を受賞。2024年に発表された「アジアベストレストラン50」では、アジアのベストペイストリーシェフを受賞。

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STORY

佐賀の豊かな自然と対話しながらこだわりの食材を生み出す生産者たち

400年以上続く伝統と技術を受け継ぎながら器づくりに向き合う作り手たち

料理人

佐賀の「食」と「器」の価値を引き出すことのできる気鋭の県内料理人たち