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多久市の伝統野菜 桐岡ナス
暑さが厳しくなる7月から収穫が始まる「桐岡ナス」の生産者さんのもとへ訪問しました。桐岡ナスは、多久市桐岡地区で栽培されている伝統野菜。ラグビーボールのような大きく丸みを帯びたフォルムが特徴で、400g以上のサイズのものを桐岡ナスと呼ぶそうです。火入れすると、普通のナスよりもトロっとした食感が味わえるため、一度食べるとハマってしまう人が多いとのこと。栽培が難しく、台風の影響を受けやすいなど困難が多い中でも、広く知ってほしいという想いでこの夏も一生懸命作られていました。



サガマリアージュラボ No.6
夏の暑さが照り付ける中、この日ラボとして訪問したのは、土づくりにこだわり4種のアスパラガスを栽培している橋本農園さん、伝統野菜である桐岡ナスを栽培する毛貫農園さん、海苔の目利きにこだわって佐賀海苔を生産している三福海苔さん。農家さんの熱い想いを受け止めたshokudo欅の寺田シェフ。早速、試作に取り掛かられたようでした。




サガマリアージュラボ No.6
2回目のラボ活動で訪れたのは、伝統的な静置発酵法でお酢を製造されているサガ・ビネガーさん、名尾地区で300年以上の歴史を持つ名尾手すき和紙さん、蔵付きの天然醸造で醤油・味噌を作られている丸秀醤油さん。それぞれ長い時間をかけて作られた発酵食品や伝統工芸品の製造過程を見て、目を丸くしながら熱心に視察されていた寺田さんご夫妻の様子が印象的でした。



有田町の伝統野菜「戸矢かぶ」
有田町戸矢地区のみで栽培されている佐賀の伝統野菜「戸矢かぶ」の生産者さんを訪問しました。現在、平均年齢80歳の「戸矢かぶ保存会」メンバーの3人で、在来の種を守るために毎年種を取りながら大切に栽培されています。少しの苦味と辛味が特徴的な戸矢かぶは、12月前後からお正月頃までが収穫時期とのこと。連作障害や雨の影響を受けやすく栽培が難しい中で、種を守る次の世代への後継が今後の課題となりそうです。