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Project

2024.11

レジデンス No.2

シェフ・イン・レジデンスSAGA第2弾には、姉妹で料理教室とオンラインサロンを主催しながら、個人ではメニュー開発や商品開発のアドバイザー、オンラインレッスンなど幅広く活動する料理家の茂村美由樹氏と茂村千春氏に4日間佐賀に滞在していただきました。

プライベートでも佐賀を訪問されたことがあるなど、佐賀の食文化に興味を持つおふたり。滞在中は、地域に根差した食材である柑橘やれんこんの収穫体験のほか、蔵元での酒造り見学、茶陶として発展した唐津焼のレクチャーなどを通して、佐賀をより深く学ばれました。

そして、滞在3日目に行われたオンラインでの「茂村料理教室 in SAGA」。産地で出会った食材をふんだんに使いながら、その食材の持つ味や香りが最大限に生かされた料理が作られました。同時に、茂村ご姉妹が佐賀滞在で感じていることを料理教室の参加者に共有される場面、参加者の方から佐賀の食材について質問される場面もあり、佐賀に留まらない交流が生まれたようです。

滞在期間

2024年11月24日(日)~27日(水)

滞在拠点

和多屋別荘
(佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738)

参加者

茂村料理教室
茂村美由樹(料理家 / 東京)
茂村千春(料理家 / 東京)

取組内容

・県内の意欲ある生産者や蔵元等を個別に訪問(産地ツアー)
・佐賀の中山間地域における蕎麦打ちや山菜採りなどの体験
・茶陶として発展した唐津焼の学び
・産地ツアーで出会った食材を使ったオンライン料理教室

出演者

茂村美由樹

茂村美由樹

料理家

大阪府茨木市出身。料理好きが高じ20 代から和食、洋食問わず料理を学び、京都の料亭や西洋料理のシェフの料理教室に通う。宝飾のデザインの仕事の傍ら一念発起し、代官山の「ル・コルドンブルー」へ。現在は、茂村料理教室、オンラインサロン「ひとさじ」、飲食店のメニュー開発、商品開発のアドバイザーなども行う。

茂村千春

茂村千春

料理家

大阪府茨木市出身。同志社女子大学文学部卒業。京都橘大学大学院歴史学修士課程修了。姉の影響もあり料理が好きになり、和食や韓国料理の教室に通うようになる。2014年唎酒師の資格を取得。2018 年「エコール辻東京」日本料理コースを卒業。卒業後、和食・フレンチ割烹のお店に勤務。現在は、姉と茂村料理教室、オンラインサロ「ひとさじ」を開催中。個人では、和食オンラインレッスン「ケの日の食卓」も不定期で行う。

PROJECT

STORY

佐賀の豊かな自然と対話しながらこだわりの食材を生み出す生産者たち

400年以上続く伝統と技術を受け継ぎながら器づくりに向き合う作り手たち

料理人

佐賀の「食」と「器」の価値を引き出すことのできる気鋭の県内料理人たち